
“Body tea”(ボディ・ティー)とは?意味を解説
“Body tea”とは、「あなたの体型が魅力的で美しい」といった意味のスラングです。友達や芸能人の体型がセクシーであったり魅力的な時に、SNSで誉め言葉として使われます。 “her body tea,” “body is tea,”といったフレーズで使われることが多いです。
通常の会話ではあまり使われず、主にLGBTQコミュニティーやSNSのみで使われる言葉であるため、使用する状況は見極めて使いましょう。
このスラングの起源、広まった背景
2023年7月、TikTokユーザーの@queenoppssが投稿した動画が、“body tea”という言葉の発端となったとされています。※動画は現在削除されています。
画像引用元:https://knowyourmeme.com/memes/her-body-tea
この動画の中で彼女は“She get money, her body tea, she’s super thick, she’s super pretty”(彼女はお金を稼いでて、体も魅力的、めっちゃグラマラス、ほんっとに美しい)と話したことで、このフレーズがSNS上で一気に拡散されました。
“tea”はもともと、アメリカの黒人コミュニティやLGBTQコミュニティで、“truth”(真実)を意味するスラングとして使われてきた背景があります。その文化的背景を踏まえると、そうした言葉の感覚を反映して、彼女が“body tea”という表現を偶然生み出した可能性もあります。
ただし、彼女の出自や意図など詳しい情報は明らかになっていないため、ここではあくまでひとつの解釈として紹介しています。
実際の使用例
実際、Twitterで使われている使用例を挙げます。たいてい、芸能人のグラマラスな体型を引用して、単純に“body tea”と使ったり、“○○ body is so tea”と使ったりすることが多いです。
“body tea”と関連するスラング3選
ここでは、“body tea”と関連する覚えておきたい3つのスラングをご紹介します。
Spill the tea(スピル・ザ・ティー)
“tea”はもともと、ゴシップや真実を意味するスラングでした。“spill the tea”は「裏話や噂を暴露する」といった意味で、特にアメリカの黒人やLGBTQ+コミュニティの中で使われてきました。“What’s the tea?”(何か面白い話ない?)のように、SNSだけでなく、日常的にもよく使われています。
Face card(フェイスカード)
“Face card”は、「顔面偏差値が圧倒的に高い」「ルックスのレベルが異次元」 といった意味合いで、主に芸能人を褒めたたえるスラングとして最近、SNSでよく見かけるスラングです。詳しくは以下の記事でまとめています。
Serve(サーヴ)
“Serve”は、元々はドラァグ・カルチャーで「完璧な姿を披露する」「魅せつける」といった意味で使われてきました。“She’s serving body tea”(彼女、体で魅せてるね!)のように、“serve”はその人が持つ魅力を「堂々と提示する」というニュアンスがあります。“body tea”と組み合わせて使われることもよくあります。
出典



コメント