YouTubeのアルゴリズムでふと出てきた10数年前の古い動画を見ていると、当時のYouTubeは今よりも「バズり」を狙った商業的な動画が少なかったなと感じます。
ガビガビの画質でも、文字のないシンプルなサムネイルでも、動画には純粋な楽しさが詰まっていて、今振り返ってみてみると、タイムカプセルのような魅力的な動画になっています。
海外の動画もありますが、英語が分からなくても通じるノスタルジーがありますので、ぜひ見てみてください。
1.「RIPSLYME 熱帯夜 高校生」/Shoh Channnel
2014年の動画。男子高校生4人がリップスライムの熱帯夜に合わせて踊る動画です。今となっては懐かしい「平成」を感じさせます。タイトルの何も狙っていないシンプルさも素敵です。
2.「Don’t Bother Me」/windstreak20
こちらはなんと2005年の動画!おそらくアメリカのティーンの男の子が、アーケードのダンスゲームで見事なアクロバットダンスを決めています。彼の純粋なダンスの才能と周りの友達のノリの良さから、青春の美しさを感じます。
3.「HIKAKIN Beatbox」/HIKAKIN
我らのヒカキンの17年前、2007年の動画です!伝説の始まりですね。またこの緑の謎彩度がいい味出してます。
4.「Fly me to the moon」/Kpapanin
2008年の動画。2人のタイ人の女の子が「Fly me to the moon」を披露しています。学校の廊下でこの動画を撮っているのでしょうか?青春の瞬きですね。後ろが少しガヤガヤしているのがまた良い感じです。
5.「Iwate Swan 21: Akihabara Reunion 21」/rodgerswan
2010年の動画です。大の日本びいきだったロジャー・スワンが、友達と日本を楽しんでいる様子を映しています。外国人の視点から見る日本のレビューがとても興味深いです。10数年前の少し昔の日本の街並みがわかるのもいいポイントですね。彼が2010年に亡くなってしまったのは本当に残念です。日本の文化を面白おかしく紹介するアメリカ人YouTuber、Dogenの友人でした。
6.「everyday hair&makeup routine」/AmberKatelynBeale
2011年の動画です。2000年代にアメリカで生まれたサブカルチャー、Scene(シーン)のメイクをしている女の子の動画。(Scene カルチャーについては今後こちらのブログでまとめたいと思います!)メイクやファッション、部屋の装飾、Mr bright sideの曲が2000年代の香りをぞんぶんにはなっていて、ノスタルジックな気持ちになります。
7.Me at the zoo/jawed
2005年、Youtubeに投稿された記念すべき最初の動画です。YouTubeの創設者の1人であるジョードカリムと、高校時代の友人であるヤコフ・ラピツキーによって撮影されました。全ての伝説の始まりです。
まとめ
今回の記事では、10数年前の貴重なYouTube動画をまとめてみました。お金を稼ぐことを目的にしていないからこそ、ただ楽しむために作られた動画が魅力的です。
当時は何気ない動画でも、今見返すととても貴重で、人生のきらめく瞬間を映像として永遠に残すことができる、という映像の本来の役割が感じられます。唯一無二の作品のようです。
私たちも大切な「今を楽しむこと」を忘れないようにしたいですね。
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